Aya

トゥルー・カラーズのAyaのレビュー・感想・評価

トゥルー・カラーズ(1991年製作の映画)
3.1
ジョン・キューザックが可愛いという事件。

しかし、鬼畜。
というか、子供。

恋に落ちるのが早すぎるよ!!と思ったら、ホモセクシャルな話ではなく、完全なる男の友情と恨み辛み妬み嫉み僻み、そして野心の話だった。

不幸な生い立ちから努力と賢い頭、度胸、そして汚い手を使っても目標を達成しようとするオスカー・アイザックはとても痛々しく、終始、しんどそう。
そのために大切な親友を2度も裏切ってしまう。

なんかこの2人が仲の良かった大学生時代を経て、大人になり、考え方や職業が対峙する関係になって、あんなに仲よかった二人がなんで・・・(T_T)
感が一切ないんですよね。

だって大学時代の仲良し描写がほぼないんだもん!!
見たいじゃん可愛いオスカー・アイザックなんて金輪際見れないだろうしさ!

大人になっての攻防戦もわりとオーソドックスだけど、どっちの役者さんもいいので、すごくジリジリ見せてくれて本気でどうなるんやろう・・・とか悲しくなったりした。

でもカタルシスはない。
こんなビジュアルしてこんな友情ものならそこは不可欠のはず。

チーズバーガーにチーズ挟まってなかった、って感じ。
ハンバーガーのパテは美味しんだけど、食べたかったの別のもの・・・。
そしてチーズバーガーとハンバーガーは全然別物。

しかし、ラストのやり取りはとても清々しくていい感じだった。

スキーのシーンがめっちゃ危ない。し!!
Aya

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