だい

天使の顔のだいのレビュー・感想・評価

天使の顔(1953年製作の映画)
3.0
て!ん!し!の!かお!

伯方の塩は汎用性が高いリズム。


ファム・ファタールと言えば聞こえがいいが、
もうひたすらにサイコパス感充満のダイアンがクレイジーすぎるんだけど、
それを危険と察していながら結局離れないフランクもそうとうクレイジー感ある。

メンヘラ感を察しているなら早めに離れないと、
あとあと取り返しがつかないぞ!!

経験者が言うからきちんと聞いて下さい。


単純なサイコスリラー系ノワールで進行するんじゃなく、
途中わりとしっかりした法廷劇になるとか、
展開に幅があって飽きない作りなの好き。

それはあかん!あかんで!
と緊迫感のピークをラストにしっかり持ってくるあたりは、
巨匠プレミンジャーの見事な腕の冴えとしか。

途中いろいろ不満はあるけど、
終わり方がいいと観た後の満足度が上がるのの典型。



意図してるわけじゃないのに巻き込まれてる役をやらせたら、
どう考えてもミッチャムが適役すぎるわ。
だい

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