すぽんてぃにあす

洋菓子店コアンドルのすぽんてぃにあすのレビュー・感想・評価

洋菓子店コアンドル(2010年製作の映画)
3.4
東京で評判の洋菓子店「パティスリー・コアンドル」。
この店のオーナーでシェフパティシエの依子のもとに大きな荷物を持った鹿児島弁の田舎娘、なつめがやってきたかとから始まる物語。
キャッチコピーは「甘くない人生に、ときどきスイーツ。きっと幸せになれる。」

料理の作品が好きで、そういった意味では楽しめることができました。
ストーリー自体に驚きや斬新さは無いものの、パティシエの世界の厳しさ等をスパイス強めに表現してくれます。

主人公なつめ役を演じる蒼井優。
キャラクター的には馴染みにくかったけれど、そこは見事な演技力でフォローしながら役になりきっていましたね。
その他の役者さん達も含め、洋菓子なのになかなか甘くない迫真の演技でした。

個人的には美味しそうなスイーツを眺めるだけでも価値はあったかなと。