このレビューはネタバレを含みます
ジャケットに書いてあるやん。
最も切なくて、最も美しく残酷なトマウマ・サスペンスらしい。
わざわざ調べなくとも、いろいろと駄々漏れになっているのは狙いなんだろうね。
復讐というワードの響きは好きなので鑑賞に至る。
ただ残念ながら、巻き起こることが分かっていると。
それが起こるまでの過程、しかも虐めなんてシーンで喜ぶ人間ではございませんので。
申し訳ないが観たく無いところは早送りさせていただきました。
それでも何倍速かで目に映る模様は腹ただしいに尽きます。教師も許せん。
待ちに待った復讐フェーズ、想像以上にバトロワしていて誉れでした。
無人の孤島でもないのに、これだけ非現実的なことが起こっていて日常パートみたいな件に行ったり来たりするのも、ある意味趣きを感じた。
人がわちゃわちゃ登場しすぎていないのも絶妙に丁度良くて、後半からは終始無駄の無さに関心といったところです。
んでクライマックスに諸々あって、まあそれはそれでって具合で個人的にはスルーで落ち着きました。
前半は苦痛だけど、後半で巻き返してくれた一作。
お勧めはできないけどね。
けどリアルにいじめに悩んでる生徒は自殺なんて考える前に是非観てもろて。
「お前らのせいで私は死にました」なんてものは何の仕返しにもならないから。