ギリシャからの帰還のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

多分初のロッセリーニ。

イタリア軍パイロットがギリシャ戦線で撃墜され捕虜になり地元女性とのひと時を過ごしながら脱走を図る。

プロパガンダということらしいけど友軍に爆撃されたり中盤淡々と村の人々や捕虜たちの様子が描かれたりしててこれ本当に高揚するの？という感じだけどやっぱり世間的にもそう見えるようで。

記録映像と映画的シーンの融合でかなり迫真の場面なのと中盤あたりの記録映画の如く淡々とした描かれようと打って変わって終盤の脱出劇は一気に劇映画的になっててなんかチグハグな印象。

正直あまりハマらなかった。

それにしてもこれを即興で作っていたというのはそれはそれとしてすごい。