ギリシャからの帰還の作品情報・感想・評価

『ギリシャからの帰還』に投稿された感想・評価

tk33220

tk33220の感想・評価

3.8

戦闘機内に鳴り響く飛行音と無言で操縦席に座る兵士のショットの連鎖とか、ラストのマッシモ・ジロッティの脱出劇などが相当サスペンスフルで面白い。ミケラ・ベルモンテが脚を切断した兵士に寄り添う場面での36…

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このレビューはネタバレを含みます

多分初のロッセリーニ。

イタリア軍パイロットがギリシャ戦線で撃墜され捕虜になり地元女性とのひと時を過ごしながら脱走を図る。

プロパガンダということらしいけど友軍に爆撃されたり中盤淡々と村の人々や…

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筋トレしながら見たので前半あんま記憶なし。空軍映画なのに称揚要素は控えめ、空中戦のモンタージュなんかは明らかにアメリカを模倣してる慎ましさが好感触。
ただ帰還した主人公が迎えられるラストカットの仰角…

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プロパガンダ(国策)を逆手に取ったロッセリーニによる、愛に生きた男と女の讃歌

ロベルト・ロッセリーニ
『ギリシャからの帰還』

ムッソリーニ政権下、ファシズム讃歌映画を講われたロッセリーニは(国策…

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 1957年に日本の経済復興を指して「もはや戦後ではない」という宣言がなされたというが、ロッセリーニによるこの戦争三部作の2作目は「もはや戦後」って感じの映画だった。

イタリア版DVDにて。日本語字幕版は未見。ロッセリーニは、ヴィットリオ・ムッソリーニによって海軍映画会社から引き抜かれて、この空軍を描く映画を託される。原案はティート・シルヴィオ・ムルシーノ(Tit…

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半兵衛

半兵衛の感想・評価

2.9

イタリア製戦意高揚映画は初めて見たけれど、戦争への共闘というこの手の作品に必要なメッセージを呼び掛けないのはお国柄なのか監督のせいなのか。

主人公が空軍に入って仲間とともに戦う前半はいかにもプロパ…

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排路

排路の感想・評価

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わたしの得体の知らない不安は、原因が見つかっても解消されるわけではないことがわかった。ウィルスミスの一連の問題で誰が悪いのかとか、外務省に車が突っ込んだとか、マジでどうでもいいと思ってしまう、自分が…

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『白い船』に引き続き今度は空軍。陸地移動の場面もあったりで抑揚は効いてるけど特段見るべきところは無い。イケメン マッシモ・ジロッティを拝みたい人だけどうぞ案件

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