凶暴化したサメがアフリカの港町で人を襲う。
その裏には、港町に存在する鮫研究所と地主の利権に絡んだ思惑が交錯していた・・・
シャークアタックシリーズの1作目。(続編はディープ・ライジング、ディープ・ライジング-コンクエスト-)
とある人物が儲けるためにサメを凶暴化させる薬を打ってて、主人公がそれを止めるために奮闘するって話。
ありえない頻度で人を襲うサメを調査するため異国へやってきた研究員が、村内のトラブルに巻き込まれ、サメの異変に隠された真相と陰謀を暴いていきます。
登場人物が少ないので、最初から展開は丸見えなんですけども。
この映画は、タイトルこそサメ映画を彷彿とさせていますが、実際には、サメはそれほど重要ではありません。
むしろ、サメ事件の背後に潜む陰謀や、主人公と地元住民の友情が話のメインです。
ようするに、人vsサメじゃないのがこの映画の特徴です。
人間VS人間にサメが絡んできます。
別に主人公はサメと戦わない。
サメも簡単に捕まったり解剖台の上で肝臓採られたりする。
あまりのサメの暴れなさっぷりにちょっとガッカリ。
あと、サメいっぱい見れます。
実際に本物のサメを撮影しているので肝心なところでちゃちいCGにがっかりする必要がないので安心。
ストーリーは結構しっかりしてるなと思える。
サメ映画にしては珍しくサメが悪役ではないんですね。
パニック映画が好きだ!という人にはおすすめしませんが、サメが好きだ!という人は一度ご覧下さい。