ルビー・スパークスの06のレビュー・感想・評価

理想の相手が、思い通りの相手で居続けてくれない。そんな時に変わることを求められるのは、果たして自分か相手か。
小説に書いた理想の女の子が現実になって、最初は楽しいけれど、だんだん正確の不一致が生まれてくる。一見夢物語に見せかけて、リアルな恋愛を描いていた。
理想の相手＝小説に書いた女の子が具現する、って拡張表現が面白く、頭一つ飛び抜けている。ポール・ダノのうだつの上がらない様子がとってもキュート。