るる

ムーンライズ・キングダムのるるのネタバレレビュー・内容・結末

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

ウェス・アンダーソン流の子供の世界。
この作品がPG12指定なんてどうかしてるぜ!
12歳らしさが出てる。マセガキの12歳が見ればいいんだよ。ダメか。
カーキスカウトのどこか幼稚な男たちに、呆れている少女の佇まいが良い。しかし、彼女もまた年相応のイタさを抱えている。
いやー、12歳っぽい!早熟なんだけど、ガキなの! ティーンの手前、子供なりにある地点まで到達した感じ、日本だと小学六年生で最高学年、特有の達観したそぶり、煌めきって確かにあるよね…
この歳でこんな恋しちゃったら、もーう駆け落ちするしかないよな!

こんなにやさしいブルース・ウィルスがいる世界が存在するなんて。
エドワード・ノートンが実にチャーミング。
画面が美しい。作り込まれた世界観。

ただ、話自体は、普通。ヤングアダルト小説…ともいえないな、絵本とも違う…ジュブナイル小説のような。おもむき。嫌いじゃないけど、コレ!といって好きかというと。なんとも。
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