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ムーンライズ・キングダムの10000lyfhのレビュー・感想・評価

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)
3.0
1960年代アメリカ東部の地方を舞台に、家庭やボーイスカウトなどの帰属先になじめないローティーン少年少女の逃避行と、彼らを捜索し発見した親や保安官との、ことの顛末。ウェスのカミングオヴエイジヴァージョン映画。執拗にシンメトリーが強調され、ポラロイドカメラまたはアニメーション風のフィルタがかけられた映像や、ボーイスカウト服や子供用レコードプレイヤなど、ノスタルジーをかき立てるアイテムが、安定のウェス要素。ブリテンなどナレーションつき教育用クラシック曲も、子供時代を懐かしく喚起させる。大人たちの超豪華キャスティングも凄いが、彼らの印象が認識困難なレヴェルで全く変わってしまうウェスマジックも凄い。逃避行中の、ローティーン 2人のキスやボディタッチのお試しが切なく、本作の感情面でのクライマックス。しかし、基本、単純なストーリーでコンテンツに乏しく、終盤に向かってダラダラ、グダグダ、ありがちに展開してゆき、下がった。んでローティーンにビールを飲ませるなど、もってのほか怒
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