結湖

フライトの結湖のレビュー・感想・評価

フライト(2012年製作の映画)
3.2
これ、日本版の予告、失敗じゃね?
ってぐらい、予想してた内容と全く違ってた。
パイロットは最初っからクズじゃん。なんかさー、予告の印象だとこんなにクズな印象なかったんだけど……。
事故の真相を描くサスペンスかと思いきや、ウィップ機長(デンゼル・ワシントン)の再生を描く、ヒューマンドラマでした。
最初の航空事故のシークエンスは目を背けたくなるくらい怖かった。そのうえ、機長が最後までどうなるのか気になって目が離せない。
デンゼル・ワシントンの存在感や演技は言うまでもなく見事で、途中、張り飛ばしてやりたいくらいムカつくし、でも、なぜだか憎めない。
しかし、彼が再生に至るまでの犠牲は大きく、ラストシーンの物悲しさは胸に迫ります。
しかし、ある意味本当に怖い映画でした。
2014/06/24:DVD
結湖

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