このレビューはネタバレを含みます
「デップー3に備えてX-MENを公開順に予習」第六弾
日本を舞台に、やたらお人好しなローガンがひたすら受難なお話
冒頭の流れから友情物語かと思いきや
矢志田…お前は一体何なんだ…
ただのクズか…
昔命を救ってやった(=貸ししかない)ヤツが危篤だから会ってやってくれと請われ、同情心だけでわざわざ来日→お人好し過ぎる!
屋敷に着くなり汚いだの何だの言われ、素っ裸にされて女中たちに身体を洗われる辱め→主君の命の恩人なのに謎に扱い雑、ローガンもローガンで謎に従順!
貸しはあれど義理は一切ないのに、何かとああしろこうしろ言われるままのローガン...
主の命の恩人なのに、扱いが酷すぎる笑
しまいにゃ危篤の本人から堂々と「不死身はツラいだろうから恩返しとして死なせてやる、お前の不死身の能力を移植させろ」ととてつもなく図々しい要求をされる始末
矢志田...お前ただのジャイアンか...
いい加減もうこの時点でイカれたやべえ奴らだと悟ってさっさと帰国すりゃいいものを、スーパーモデル体型の魅惑のジャパニーズガールを放っておけず、流されに流されさらなる災難に巻き込まれていく…
その後も治癒能力を奪われて死にかけたりと兎に角ろくなことが無いのだが、なんやかんやでマリコとよろしくヤッてるしまあ、ここまでくると自業自得だな笑
そして、とにかく矢志田が冒頭からビックリするほどクズっぷりを隠さないものだから、終盤で真相が判った際の驚きのなさといったら!
それにしても南北戦争でも活躍したローガン、長崎で被爆までしてたとは
世界の戦争史の生き証人だな
本書いたり講演会とかして食っていけそう笑
真田広之はもちろんだけど、端役も普通に日本人の役者が多いのか、みんな日本語はちゃんとしてた
しかし割と重要キャラであるマリコの元婚約者のニンジャの言葉がだいぶ怪しく、要所要所で間に抜けた感じに
ちなみに端役だけど、真田広之の下にマリコを連行してくるごっつい二人組の片割れ、柔道家で元プロレスラーの小川直也じゃないかな?
そう考えると隣のマリコもかなりデカいな
ちゃんと日本でロケしてて景色がトンデモJAPANじゃなかった
ヤクザとニンジャは面白おかしかった
結論からいうとデップー3の予習としてはスキップ可な内容だった
ただ未来予知能力のある女ニンジャミュータント?のユキオは今後も出てくるのか?
出て来るとすればその登場編としての意味はあったかも知れないけど、どーなんでしょ
一応ポスクレで次に続くシーンらしきものが出てくるけど、まあ次作を観ればいいのかなって感じではある
「3」でジーンに粉々にされたチャールズが復活再登場
しかもマグニートと手を組んでるようで、そのマグニートも「3」でお注射されて失ったミュータント能力がもう復活してる様子
あの注射の効力は限定的だったのか?
公開順に観ているので、次作はこの続きじゃなくてヤングチャールズ路線の続編ぽいです