続編の方が面白くなるのはやっぱり稀なんだなと感じた。「ターミネーターか?」って探偵に驚嘆されるほどの高田の無敵さだけが印象に残る作品となってしまった。
スキージャンプ台での尋問、路線バスでの揉み合い、峠のカーチェイスなど前作に比してダイナミックなアクションが展開され視覚的な魅力は増したが肝心のストーリーは色んなエピソードを無理やり2時間に収めた様なツギハギ感が否めなかった。
政治圧力が絡んだ壮大なカラクリが背後にあるのかと思いきや真相は変な所にあったのも残念。小じんまり纏まり過ぎたし橡脇というキャラが結果活きずに終わった。仮に政治圧力を使うにしてもあそこまで原発に拘る必要性も無かった気がする。
12月の新作に期待したい。