悪の道から足を洗って警官の道に進んだジョナスが、同じく警官だった亡き父と相棒だったというサルコーネに目をかけられ、仕事を手伝いはじめるものの腐敗した警察の闇に堕ちていく…
そんな中で父の死の真相を知ってしまい…
というあらすじ。
出てくる警官の大半が
人種間の対立、違法ドラッグ、金、汚職…
\ 腐ってやがる /
\ 全員、狂ってやがる /
どこの世界にも汚職などはあるし、それは日本でも起きているけれども…アメリカはケタ違いなんだろうなという印象。
警察の腐敗を描く作品はこれ以前にも後にも多いだろうけど、この作品はそれ以外の人間描写のインパクトが弱いというか…頭に入ってないわけではないけれども観終わって「何だったっけ…」というような物足りなさが。
ジョナスも(断れなかったとしても)悪に染まってしまっているから決して褒められるようなことでもなし、かといって悪を悪で制する、というのとはまた少し違うし…映画にするにしては薄めかなぁ。