このレビューはネタバレを含みます
ホラー映画??
露出が多い割にエロティシズムはなく、ひたすら恐くてグロい。
セックスは罪、というのがキリスト教的な考えなのだろうだけど、ただひたすら快楽を求めるだけのセックスならともかく、心から愛し合い信頼し合う夫、妻とのセックスは罪なのか…?
セックスを汚いもの、いやらしいものと捉えるその心の方が実は汚れているのだ、というテーマで無神論者の某作家が書いた小説もあった。
この映画では、セックスではなくて、むしろもともと精神を病んでいた(子供を虐待していた?)妻に問題があったのでは。
宗教的な意味がどうとかいうより、単に、サイコな妻に襲われる男の話(「シャイニング」的な)、と考えて観てもいいような気もします。監督の意図とは違うのだろうけど。
映像は綺麗でした。