なっすん

キャビンのなっすんのレビュー・感想・評価

キャビン(2011年製作の映画)
3.8
週末、山奥にある古い家に訪れた若者5人がはめをはずして楽しんでいると、その小屋にはなその仕掛けが、、化け物が、、、というのはよくある映画。
実はその小屋は監視されていて、監視する者がさまざまな仕掛けを使って若者をシナリオ通りに罠にかけていき、、というのも見たことありそうな話。

【ここまでは予告で判明する内容。】

面白いのは、若者を誘導する管理者も人間味ある人たちばかりで、ホラー映画を見て楽しむ人と同じように興奮し、凝視し、予想しながら監視する新鮮さ。ちょいエロなシーンに総出で凝視してたりする管理者ども。しゅーるである。
小屋で起こるソリッドシチュエーションと思いきや、怪物のでるサスペンスホラー、のちにモンスターパニック、あれ?SF?って雰囲気も漂わせ、結果的に映画を作る側が思い付くものすべて混ぜた(いい意味で)お祭り映画に仕上がった印象。
作る方、めっちゃ楽しかっただろうなあとおもう笑

巻き込まれた若者側と、監視し誘導する側のどちらの目線で見ればいいのか悩んだ。
それくらい、両方がんばれと思える嫌いになれない人物がそろってます。長くもないし展開も早いから気軽に楽しめる良作。
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