しょうちゃん

キャビンのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

キャビン(2011年製作の映画)
3.3
若者たちが人里離れた山小屋で戦慄の恐怖に見舞われるという従来のホラー映画のお約束を踏まえた、
巧妙かつ予測不能のストーリー展開が映画ファンから絶賛された異色のホラー・サスペンス。

若者男女5人が、
山小屋で恐怖に見舞われるというよくあるホラー映画と思いきや、
その数々の恐ろしい出来事は、
謎の組織によって全てが仕組まれているというもので、
謎の組織の存在は予告編からバレているので、
特に驚きようがないが設定は斬新である。
謎の組織の存在は後から明るみになった方が良かったかも。
それでも面白いのは、
山小屋には怪しげな仕掛けがいくつか用意られており、
若者の行動によって登場する殺人鬼が決まるという。
それらを科学者がモニタリングしてワイワイ楽しんでいる。
まるでホラー映画を観る我々鑑賞者とも言える。
謎の組織は、
ホラー映画をネット配信している組織に見えるのだが、
想像を超える目的の為に行われている。
その目的はラストで明かされるが、
衝撃なラストで間違いない。
ホラーというよりはエンタメ重視した作品なんで怖くはない。
しょうちゃん

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