ノンフィクション・ベストセラーのひとつに選ばれたことのある作品の映画化。
難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されたモリー・シュワルツ教授が死を目前にして、かつての教え子に贈ったものが、後世に残すべく綴られている。
「死について学ぶからこそ、生きることを学ぶことができる」
名言の数々に胸を打たれた。
実話ならではの地味な物語ですが、言葉にして彩られている印象が強く、それがどれも脳裏に焼き付いてしまいます。
ジャック・レモンの存在感も大きく貢献していますが、やはりメッセージの深さがあればこそなんだなと感じました。
人生のコーチが死の前に教えてくれたいちばん大切なこと。
本についても興味が湧いてしまいました。