ひでやん

箱入り息子の恋のひでやんのレビュー・感想・評価

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)
2.7
市役所に勤める真面目な男と盲目の女の恋物語。
雨の日に傘を渡して出会った二人は、
偶然見合いで再会するのだが、
娘の父親は、目が見えない娘の世話ができるのか?と言う。心配するのは仕方ないが、だったら最初から見合いをしなけりゃいいのに、と思う。
例えば髪がピンクのモヒカンで鼻と耳がチェーンで繋がっていて、
腕に「卵かけごはん」なんてタトゥーがある男に、おい君、娘を守れるのか?て言うのなら分かるが、クソ真面目を絵に描いたような男だから少し見守ってやる気持ちがあってもいいんじゃないか。
親の反対で二人は会えなくなる。
そんな時、偶然彼女を見かけるのだが、
吉野家のシーン好きだな。泣いている彼女に、おい、そこにいるよ、と教えたくなる。そして無性に牛丼が食べたくなるシーン。
真面目くんが初めて仕事を早退して彼女に会いに行く。いいじゃない。君の早退に乾杯!て感じ。ここまでは良かったんだよね。この後の展開がよろしくない。
よじ登ってベランダから彼女の部屋に入り、シーツの中で抱き合うって、
お前何しとるん!親がキレるのも当然。
何度門前払いを食らっても正面から行かなきゃいけない。
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