えむえすぷらす

L.A.ギャングストーリーのえむえすぷらすのレビュー・感想・評価

L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)
5.0
実際にあった対マフィア捜査チームのノンフィクションを元に脚色したもの。
監督の手癖なのか、どうしても笑いを入れたがる不真面目さ、話のテンポの悪さがあるのですが、俳優陣がモデルとなった人たちや家族に当時の話を聞いて役作りした上で、きちんと物語の展開を考えた脚本で最後まで物語の推進力を失わなかった事は監督の前作「ゾンビランド」からの飛躍的進化ですね。
「ドライヴ」のライアン・ゴスリング、モデルの人物からの役作りという面から本作を楽しんでいたように見えますし、他の俳優陣も同様かなと。そういう彼らが「アンタッチャブル」の変奏曲を演じたと考えれば楽しめる一本だと思います。