しょうちゃん

チレラマ CHILLERAMAのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

チレラマ CHILLERAMA(2011年製作の映画)
3.5
B級映画のエッセンスを無造作にブチ込んだオムニバスホラーコメディ。

ドライブインシアターが閉館することに。
老支配人のセシルが感慨に耽っていた頃、
従業員のフロイドは甦った死体に襲われていた。

閉鎖を控えたドライブインシアターで、
最終上映日にグラインドハウス系のくだらない作品を4本上映する。
よくあるオムニバス作品とは異なり、
ドライブインシアターでの話も一本の作品となっているのが面白い。
「精子怪獣ワジラ」
性欲を感じると精子が巨大化して人間を襲う話。
オタマジャクシ風のワジラの造形が可愛い。
ワジラには自由の女神が裸になる姿が見えて、
自由の女神を襲うが、
爆撃されて白い液体が飛び散り全員顔面シャワー。
「ヤング クマ男の絶叫」
ミュージカル風で描かれているが、
役者の歌が上手くないという。
ゲイのクマ男のタロンに主人公がお尻を噛まれて、
クマ男にされてしまう話。
「アンネ・フランケンシュタインの日記」
フランケンシュタインの日記をもとにヒトラーが、
人造人間を作り出すお話。
人造人間に色々と教えるが、
ヒトラーの命令に従わない人造人間が、
ヒトラーと部下を全員殺害して楽しそうに踊る。
「大便がいっぱい」
見た人の内臓器官に働きかけ作用する実験映画で、
観客の大量のウ〇コで劇場がウ〇コまみれになるらしい。
ウ〇コ描写より監督の解説時間が長い。
「ZOM-B-MOVIE」
本作の本編で、
上映中のドライブインシアターが舞台で、
「大便がいっぱい」が上映中の中、
ゾンビが溢れかえり観客がゾンビに襲われる。
普通のゾンビではなく性欲ゾンビで乱交が始まる。
精子にクマ男、
ヒトラーにウ〇コを詰め込んだくだらない内容だが、
好きな人にはたまらないかも。
オチもそうことかっていう終わり方。
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