B級映画のエッセンスを無造作にブチ込んだオムニバスホラーコメディ。
ドライブインシアターが閉館することに。
老支配人のセシルが感慨に耽っていた頃、
従業員のフロイドは甦った死体に襲われていた。
閉鎖を控えたドライブインシアターで、
最終上映日にグラインドハウス系のくだらない作品を4本上映する。
よくあるオムニバス作品とは異なり、
ドライブインシアターでの話も一本の作品となっているのが面白い。
「精子怪獣ワジラ」
性欲を感じると精子が巨大化して人間を襲う話。
オタマジャクシ風のワジラの造形が可愛い。
ワジラには自由の女神が裸になる姿が見えて、
自由の女神を襲うが、
爆撃されて白い液体が飛び散り全員顔面シャワー。
「ヤング クマ男の絶叫」
ミュージカル風で描かれているが、
役者の歌が上手くないという。
ゲイのクマ男のタロンに主人公がお尻を噛まれて、
クマ男にされてしまう話。
「アンネ・フランケンシュタインの日記」
フランケンシュタインの日記をもとにヒトラーが、
人造人間を作り出すお話。
人造人間に色々と教えるが、
ヒトラーの命令に従わない人造人間が、
ヒトラーと部下を全員殺害して楽しそうに踊る。
「大便がいっぱい」
見た人の内臓器官に働きかけ作用する実験映画で、
観客の大量のウ〇コで劇場がウ〇コまみれになるらしい。
ウ〇コ描写より監督の解説時間が長い。
「ZOM-B-MOVIE」
本作の本編で、
上映中のドライブインシアターが舞台で、
「大便がいっぱい」が上映中の中、
ゾンビが溢れかえり観客がゾンビに襲われる。
普通のゾンビではなく性欲ゾンビで乱交が始まる。
精子にクマ男、
ヒトラーにウ〇コを詰め込んだくだらない内容だが、
好きな人にはたまらないかも。
オチもそうことかっていう終わり方。