このレビューはネタバレを含みます
前作では、現実とサイレントヒルと闇の世界のパラレル感が世界観の面白い部分だったのに、そこが今作では曖昧に感じられていまいちだったかな。父親がさらわれて、シャロンが助けにサイレントヒルへ向かうという逆の構図は分かりやすい。でも、そこに至る過程も力技だし、現実にいるシャロンが向こうの世界を幻視したり、向こうの住人が現実に出てきていたりと、どうもルールがよく分からなくって。そもそも教団の人間はサイレントヒルに閉じ込められてるんじゃなかったっけ? 展開がゲームの様な段取り的なのは、元がゲームなので仕方ない。でも血と錆の 裏の世界 はあまりにもお化け屋敷だよなあ。ナースのシーンはベタすぎて失笑してしまったが、これは狙いとは違うよね?w マネキンモンスターも…うーん。レッドピラミッドは相変わらずカッコイイクリーチャーではあるけど、演出上頼りすぎてんじゃないのか。