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フレンチ大作戦 灼熱リオ、応答せよ/OSS 117 リオデジャネイロ応答なしのhideharuのレビュー・感想・評価

3.1
2020.4.12 DVDで鑑賞。

「アーティスト」の監督と主演コンビによる「OSS117」の第2弾。配給会社が変わったかな?タイトルから「OSS117」が消えている。これでは続編だという事に気がつかないんですけど。
オマケに本作は日本語吹替版無しでケチくさい仕様でした。

ただ映画としてはこちらの方が更にパワーアップしてギャグも多めになって日本人にも分かりやすい笑いもありました。そして主人公の人種差別や女性差別も過激になっています。
まあ1967年が舞台なので当時ってウーマンリブが流行りだした頃ではあるけれどまだまだ女性は女らしくってノリでしたでしょうからそれを笑いにしているのだと思います。

117号は今回はブラジルまでナチ協力者のフランス人のリストを回収に行きますがイスラエル軍の大佐(女性)と手を組んでリスト回収だけでなくナチの残党を捕まえる事に。

相変わらず運と機転で乗り切っていますが教養が足りなく、それでも上手くいってしまうんですよね。絶対に銃撃されても弾が当たらない。

ワニの丸焼きのシーケンスは笑えましたよ。そしてまたしてもLSDでラリっての乱行で男に肛○に指を突っ込まれるし、意外に今思い出してみると楽しかったかも。スパイなのに空中ブランコの事故で高所恐怖症だったり、何で?って感じ。クライマックスは「めまい」のパロディかな。

とにかくデュジャルダンの顔芸が良い!コメディにピッタリ。
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