真世紀

お姉チャンバラ THE MOVIEの真世紀のレビュー・感想・評価

お姉チャンバラ THE MOVIE(2008年製作の映画)
2.6
日本刀で、銃器でゾンビを退治しまくる美女というまさにゾンビ好き美女好きにはジャスト守備範囲内のはずの作品だが、のりきれず。

主要人物の因縁話がべたかつウェット過ぎなのはまあ、あえて目をつぶって許せるとしても。そして、それこそ、ワンチャイの無影脚だののアクションやゴーゴー夕張まがいの鉄球つかい少女ゾンビなど先行作品からのアイデアの再現性に長けているのはわかったが、それらが思い付きでつながれている感がまずダメダメ。

急に加速装置まがいや夢想転生な動きをされても観る側は困るだけ。一貫したあるいは説得力あるアクション設計がないと。

また、乙黒えり嬢のゲーム再現なせっかくの露出過多衣裳も大半を占める夜間画面が暗すぎては台無しではないか!と声を大にして言いたい(爆)。乙黒嬢と姉妹同士、剣を激突させるのがボウケンイエロー中村知世だったり、いろいろともったいないなぁ、とフラストレーションたまる。
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