劇場公開時に『シュガー・ラッシュ』と同時上映された短編で、第85回のアカデミー短編アニメーション賞受賞作
紙ひこうきが結びつける男女の姿を白黒サイレントで描く
泣いた
7分弱の短編、それでいてサイレントとは思えないほどの強烈なカタルシス
ディズニーアニメーションならではの、ロマンチックな映像表現を駆使したお手本のような深みのあるドラマ性
冒頭の出会うシーンから既に心は鷲づかみにされ、美しいモノクロ映像の中で効果的に色味を出したり、まるで感情を持つかのようにぬるぬると動き出す紙ひこうきなど、たったの7分弱しかない作品にもかかわらず、随所にわたり演出の巧さが光りまくる
言わずもがな『シュガー・ラッシュ』は大傑作ですが、同時上映の本作を観るために映画館に行ってもいいレベルの傑作だった
〈 Rotten Tomatoes 🍅-% 🍿91% 〉
〈 IMDb 8.3 / Metascore - / Letterboxd 4.0 〉