とし

ヘル・トラップのとしのレビュー・感想・評価

ヘル・トラップ(2011年製作の映画)
1.0
フランスの作品で、ジャンルはパニック系。最初からDVDが発売され、劇場では公開されていません。

第二次大戦の時代…飛行機でナチスから逃れてきた3人のユダヤ人。屈強なフランク、眼鏡を掛け貧弱なピエール、初老のアルベールの3人の男達だ。不運な事に、大西洋上で飛行機は墜落。フランク達はゴムボートで嵐の夜を彷徨い、無人島へと辿り着く。島の探索を始めたフランク達だったが、突然落とし穴に落下、アルベールは命を落とす。助かったフランクとピエールは、落とし穴を調べているうちに人工的な扉を発見、探索を始める。フランク達は島に仕掛けられた罠をかいくぐり、無事脱出する事が出来るのだろうか?!…という内容です。

前半、大した山場も無く、ダラダラと島を探検し…フランク達が罠に襲われている頃、私は睡魔に襲われていました(笑)。だって、いきなり登場人物の1人が死んじゃって、後はむさ苦しい男が2人でフラフラしてるだけなんだもん。普通、こーいうシチュエーションって、ヒロインがいるじゃん?何で おっさんばっかりやねん!

そして後半…怒涛の展開に、頭が付いていきません。フランクは前半と性格からして変わっちゃってるし、パッケージに載ってた巨大蜘蛛なんて一切出てこないし。色々張り巡らせていた伏線も、全く回収せず。エンディングもどう解釈して良いものやら。…なんてこった!!前半と後半、別の脚本家が書いたんじゃないのかと疑いたくなるレベルでした。

この映画を観た人は、きっと呟く事でしょう…「この映画こそ…まさにヘルトラップ!貴重な時間を、ごっそり奪われちまったぜ〔寝落ちの時間含む)!」
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