やってる事は「震撼!テッドバンディ」みたいな犯罪ドキュメンタリー番組と大差ないです。そこへ同僚のややキレやすい刑事を加えた事でちょっとだけドラマが足されてるけどついでに安さも加わってます
獄中の凶悪犯が俺も同類だぜぃと高いIQでプロファイリング…ってレクター博士みたいだなぁと思ってたら羊たちの原作者が当時の事件記者をしてたんだそうで。そりゃこんな面白いネタを世間に先んじて仕入れられたなら使うよね🤔骨折してるフリをして誘い込む手口はバッファロービルそのものだし、幼少時の虐待が尾を引いてるなんてのも当時は割と新しい視点だった様です
あの映画にモデルが居た事すら知らなかった私にはシミジミ興味深かった
テッドバンディと刑事の会話はヒリヒリしますが、それによって犯人をとっ捕まえるとかのカタルシスは無く非常に地味。「DNA判定技術のなかった時代、こういう事が実際にあったんだよ」と教えてくれるだけに留まるので、事件の事をおおまかにでも知ってる方には退屈かも知れません