ロリコン歓喜ピュアかわ女子のティーナちゃんが現実に揉まれて闇堕ちし「女」という名の、文字通りのモンスターに変態するまでを描いたホラー
ソースは無いですが「魔法少女まどか☆マギカ」にでも刺激されたんじゃないかと思わずにいられない。何故って、家族や世間の醜さに触れるたびに彼女が大事にしている「タマゴ」が成長するから。さらには孵った後の鳥みたいなモンスターも穢れを吸ってどんどん大きくなります🥚
ブラックティーナとも言うべきその鳥は、ティーナ本人が無意識に抱いてしまった負の願望を実現しようと勝手に行動していく…🔪
ラストはあれ円環構造って事か?
…と、描き方はパンチが効いてるしホネホネした鳥モンスターもビジュアル的に映えるんだけどテーマは割と普遍的。ジャンルをホラーたらしめているのも鳥のグロテスクさだけであり、毒親の権化みたいなママをはじめ脇役の濃ゆいキャラクター達のお陰でネガティブな印象を受けますがここは敢えて「少女の成長物語」と言いたい。私たちの現実では純粋&無知なままじゃ生きていけないもんね
世間に適応してかなきゃ食い物にされるか野垂れ死んじゃうのが分かっていながら、人はどうして幼さ故の純粋さを美徳とし維持させようとするんだろう…🤔なんて自問自答してしまいました
思えば私のタマゴが動き出したのは、戦隊ヒーローを見てる時に横から「これ、本当は殴ってないんだよ?ほらグーが当たる前に自分で後ろに跳んでるでしょ?」と姉に囁かれた瞬間だったかも知れない💭
もしくは真面目一徹な父の本棚からエグめの官能小説が出てきた時