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昼顔のRRRのレビュー・感想・評価

昼顔(1967年製作の映画)
3.4
・外科医の妻のセブリーヌはつつましやかな淑女に見えても内面は情熱的でみだらな妄想にふける毎日…平凡な日常に身を持て余し気味だったそんな中、パリの娼館の噂に興味を惹かれ 好奇心から「昼顔」と言う名前で働く事に…的な内容

・カトリーヌ・ドヌーヴ主演の有名すぎるタイトルですが意外と見ていなかったので今回初鑑賞でした
・如何にもフランス映画と言う感じの エロティシズムだくだくで香水をまき散らしたかの様な濃密さでしたが、エロ描写は思った程ではなく、カトリーヌ・ドヌーブのフルヌードが見たい…と言う邪な気持ちで見るとガッカリします(笑 どちらかと言えばアートカテゴリーに入るのかな?
・現実と妄想とが入り組んで描かれ 何が本当なのかちょっと混乱しましたね 性的な象徴であろう映像の数々や馬車や鈴やベルの音もちょっといまいちピンと来ませんでした ざっくり纏めると 何かしら少女時代のトラウマが大人になってから歪んだ形で噴出したと言う感じでしょうか?単純なのか難解なのかすらよく解らん言う、今見ると少々シュールに感じる作品だなと
・只 カトリーヌ・ドヌーブのキレッキレの美しさは恐ろしい程フォトジェニックでした ファッションも街並もまるで古い絵葉書の様…それを見るだけでもお釣りが来ます
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