・フランス革命直前、宮廷料理人のマンスロンは侯爵主催の食事会で 当時忌み嫌われていた根菜のじゃがいも料理を出し解雇される 失意のまま田舎に戻るマンスロンの元へ料理を習いたいと弟子志願のルイーズがやって来るが…的な内容
・兎に角フランスの宮廷料理ってゴージャスで凝ってるな～と調理工程やテーブルに並ぶ絵画の様に美しい料理の絵面を見るだけでも十分に楽しめる作品だと思いました
・味は一級品にもかかわらず不評だった(トリュフとじゃがいものパイ)凄く美味しそうでしたねぇ…食べてみたいです
・やる気を失った父を奮い立たせた息子のバンジャマン、地味に良かったですね 「栄養を取れば 人類はより良く考え進歩する」なんと真っ直ぐで利発な息子なんだ…その通りだなと思いましたね お腹がすいていたら力が出ない 頭も回らない 気持ちも前を向いていかない… 単純過ぎて見落としがちですが まずは生き物として正しく何よりも大切な事だよなと
・あとルイーズの過去との決別と新しい1歩、マンスロンと息子だけでは立ち行かないレストランに ちょっとした女性の柔らかさと活気が加わり (ここに行きたいな)と思わせる 如何にも美味しいものが出て来そうな空気感に…はぁ～良きかな(笑
・地味な作品ではありましたが 物語の起承転結(革命)のオチも綺麗に決まりリラックスして楽しめます 面白かったです
