・モスクワでバレリーナの夢を絶たれたドミニカは、ロシア情報庁高官である叔父ワーニャの提案によりとある仕事を依頼される その顛末と病に伏せる母を盾に取られスパイ養成所で鍛錬を積み政府の為に働く事になるが…的な内容
・ジェニファー・ローレンスって見る度に美しさが更新されてませんかね？(笑 『ハンガー・ゲーム』『ボディー・ハント』では可愛いけど芋っぽい娘だなぁと言う印象だったんですが『パッセンジャー』『マザー！』辺りで蛹から蝶へメタモルフォーゼするかの如き洗練っぷり…本作も何処からどう見ても(ロシアの美女スパイ)でしたね 女優さんって凄過ぎる…
・本作内容の方は 祖国に忠誠を誓う事になるのか、はたまたアメリカに寝返るか、ネイトとの関係は、モグラを差し出すか、この物語にドミニカはどう決着を付けるのか 抜群の引きをもって最後まで駆け抜けた感じでしたね
・更に出し惜しみの無いセクシーシーンや、思わず(おそロシア…)とつぶやいてしまう程えげつない拷問シーンもてんこ盛り 贅沢で見ごたえのある作品になっていました
・個人的にはコルチノイ役のジェレミー・アイアンズの枯れ専っぷり最高でしたね 『ロリータ』(1997)で見せた少女に許しを請うかの様な不憫さから打って変わって ふてぶてしくも繊細な佇まい…こう言ったディティールがとてもいい感じですね イケおじワーニャ役のマティアス・スーナールツ等も含め 脇を固めたいぶし銀さもたまらない感じでした
・兎に角145分あっという間でしたね 面白かったです
