エロ本(今は懐かしい響き)雑誌の編集者村木(蟹江敬三)がたまたま観たブルーフィルムに出ていた女名美(水原ゆう紀)に惹かれる。
何とか名美を探し当てて二人で会った村木だが、あのブルーフィルムは本当に名美がレイプされていた物だと知る。
名美に惚れた村木はまた翌日会う約束をして別れるが…
ロマンポルノ初出演とは思えない水原ゆう紀の濡れ場も印象に残りますが、村木と名美の二人のどうにもならない関係を描いたストーリーも良かった。
名美を見つけた村木がホテルで会うシーン、一人雨に打たれずぶ濡れの名美、水溜りに映ってぼやける名美の姿など映像も記憶に残ります。
水原ゆう紀て他のロマンポルノ女優に比べてアイドルみたいな顔やけど、まさか宝塚歌劇団出身とは予想もしてなかった😳宝塚恐るべし。
蟹江敬三といえば若い人には"あまちゃん"のおじいちゃん役のイメージやろけど、昔からどう見ても悪人顔で悪役してるのしか思いつかん。
でもこの映画ではどん底まで落ちた名美をずっと想い、何とか救おうとする男を好演してました。二枚目ではないあの人が演じてこその村木だったかと。
蟹江敬三の恋人役に水島美奈子さんていう女優さんが出てたんですが、この人もまた綺麗な人やったけどまともに写真残ってないのが残念。
この映画のDVD買うしかない😥
この映画を観た男には心にズシンと突き刺さる、"来る？あなたが？"という名台詞があります。
これ聞いた時に何とも言えない心境になって忘れられない映画の一本になりました。
結構女性のお客さんも来てましたが、男には惚れた女を助けたいという村木の気持ちが切ないほどわかるけど、女性がこれ観てどんな風に感じたのかめちゃ気になる。
