ぬるはち

キャプテン・フィリップスのぬるはちのレビュー・感想・評価

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)
4.0
トムハンクス、ソマリア海賊とコンテナ船の船長人質事件の実話、実話を元にしているだけに派手さはないが、実話ならではのストーリーに説得力があり手に汗握るハラハラドキドキ感は高い、非常に引き込まれる作品
トムハンクスの救出後の怯えた演技は流石と感じた、トムハンクスはハドソン川の奇跡などでもそうだが船長や機長の役がこれ以上ないくらいしっくりくる

船長のリチャードフィリップスはコンテナ船アラバマ号でオマーンからケニアに向けて出港した、一方ソマリアで漁民であるムセは地域のボスからの指示で海賊行為を計画しており、小型ボート2隻で対象の船を探していた、アラバマ号を見つけ接近する、フィリップスは怪しげな2隻の接近に気付き海賊と確信する、嘘の無線でアメリカ海軍に助けを求めるフリをした、その無線を傍受していた海賊の1隻は逃亡するがムセ達は執拗に追跡する、しかしボートのエンジンが故障し追跡を諦める、翌日再びムセ達はアラバマ号を見つけ接近する、放水などで抵抗するが海賊4人が船に侵入、他の乗組員はエンジンルームに退避するが操舵室のフィリップス達は海賊に捕まる、3万ドルで見逃すように説得するが海賊達は船を人質に多額の身代金を狙っていた、海賊たちは他の乗組員を探しに船内を捜索、隙を突いてムセを捕らえ、3万ドルとムセを解放する代わりに救命ボードで立ち去る事を要求、救命ボードに乗り込むときに3万ドルに不服な海賊がフィリップスを人質に取ったまま救命ボートで離脱する、海賊4人とフィリップスはソマリアを目指す、一方で通報を受けた米海軍が救命ボートを追跡する、米海軍がムセと交渉するが硬直する、海賊達でも徐々に仲間割れが始まる、フィリップスはスキを見て海に飛び込むが海賊達にふたたび捕まる、米海軍からソマリアの族長達が艦艇に到着するのでムセも交渉に立ち会うためフィリップスを残したまま艦艇に移る、一方で狙撃手が残りの海賊を狙うが狙いが定まらない、海賊達もムセから連絡がない焦りから口論が始まりフィリップスの命に危険が迫るが一瞬の隙を突き3人を狙撃、ムセも艦艇で捕縛、フィリップスは無事に保護される、ムセは現在アメリカで服役中、フィリップスは船長に復帰しておしまい
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