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エアポート'75の10000lyfhのレビュー・感想・評価

エアポート'75(1974年製作の映画)
3.0
軽飛行機が衝突しコックピット窓が破損、死亡や重症で操縦士不在となった旅客機を、機内のフライトアテンダントと、機外の航空会社社長やパイロットや米空軍の連携で救出。「大空港」フランチャイズ第2作だが、航空パニックものという大きなくくり以外、登場人物などに共通性はない。第1作に比べテーマが絞られ、また、事故内容や救出手段の設定に無理がある(唯一の救出方法でギリギリ救出可能なように旅客機が損傷受けるのと、その救出方法自体が非現実的なのと)ものの演技や演出がリアルで、結末の予想はつきながらもハラハラドキドキ。冒頭の空港長回しなど多少凝った撮影、若干エレクトロニックでフュージョン寄りの劇伴、と、映像と音楽の違いでも雰囲気が前作とだいぶ異なる。不謹慎だが、山並みスレスレを飛ぶ 747(模型だろうが)の映像に、瞑想的な美しさも感じた。乗客の「(「旅客機操縦できない人」の意で)女が操縦してるのか!?」発言、普通にびっくりしたが、女性パイロット誕生以前の時代だったか笑
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