こたつむり

アナと雪の女王のこたつむりのレビュー・感想・評価

アナと雪の女王(2013年製作の映画)
3.9
今更ながら鑑賞。現実を超えた、なんて陳腐な言い回ししか思い浮かばないほどの美麗なグラフィックで綴るファンタジー。良作。

もうね。冒頭から心の汗が流れまくるんですけど。冬なのにおかしいんですけど。
子供が見ているから目尻を拭うのが大変なんですけど。
特に中盤であの有名な曲が流れたときは鼻をすすらないようにするのが難しかったです。
さすがディズニー。短時間で人の心を鷲掴みにするのは得意なのは分かりますが。
もっとお手柔らかにしてくださいよー。本当に。

それにしても、本作が一世を風靡している時には興味が無かったので気にも留めていなかったのですが、あの有名な曲は彼女が強がっている曲だったんですね。
てっきり、自分を素直に曝け出そう、と奨めている唄だと勘違いしておりました。
そして、背景が分かるとエルサに思い切り感情移入をしている僕でありました。

というかですね。アナが主人公なのは分かるんですけどね。もっとエルサの描写を増やすべきだと思うんですよ。特に終盤のシーンはどうしても駆け足気味な印象がありましたよ。だって、エルサが登場していない場面が多いと感じましたもの。
というか、というか。
正直、アナなんてどうでも良いのです。エルサが一番なんです。僕は強がっている女性が大好きなんです。
だから、アナよりもエルサが幸せになったシーンが見たかったです。

あと、いつの間にかオラフが可愛く見えてくるトラップもありました。
あー。次、ディズニーランドに行ったら何か買っていそうな自分がいるなー。
いやはや、本当に厄介で危険なトラップを仕掛けてくれたものです。わほーい。
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