さりさり

ランボー3/怒りのアフガンのさりさりのレビュー・感想・評価

4.7
開始1分で、おもむろに振り返ったランボーの神々しさ。
その姿に早くも圧倒された。
開始1分で、観る者の心を掴む演出。
胸が震えた。

ストーリーは単純だ。
ランボーが唯一信頼し、恩があるトラウトマン大佐が、ソ連軍の要塞に拉致されてしまう。
大佐を救うべく、ランボーは単身で敵地へ向かう…。

まさに “聖なる戦士”。
圧巻の戦いっぷりだ。
PART2を上回る激戦。
火薬の量もハンパじゃない。
怪我人&死亡者多数。
目が離せない展開は、やがて感動のラストへと繋がる…。

このPART3、始まって早々で、たまらなく好きになってしまった。
それは、ストーリーがとてもわかりやすいからだ。
複雑に入り組んだ小難しい話なんかじゃない。
説教臭い台詞も出て来ない。

救出に行く。
阻止する相手と戦う。
ただ、それだけだ。

その戦闘ぶりに胸を熱くさせ、ランボーを応援せずにはいられない私たち。
激しい爆破シーンは、そんな私たちへのご褒美だと思っている。

今回もたくさんのご褒美をありがとう!
そして、たくさんの感動をありがとう!
充分過ぎるほど堪能したぜ、ランボー!

前回登場した、あの “想い出のネックレス” を「幸運のお守り」として身につけていたランボー。
優しすぎる。
それはまさしく「愛」。
そのネックレスが、今回は大切なキーポイントになっている。

どうかこれからもランボーに幸運が巡って来ますように…。
そう願わずにはいられない。
さりさり

さりさり