さりさり

ドライビング・バニーのさりさりのレビュー・感想・評価

ドライビング・バニー(2021年製作の映画)
4.5
久しぶりにぶっちぎりで泣きました!
邦題とジャケ写の爽やかでお気楽なイメージを思いっきりひっくり返す、めっちゃ重たくて辛いロードムービーです!

犯罪を肯定しているようなストーリーとも取れ、賛否両論なのはわかります。
私も絶対「否」だろうな、と思いつつ観てみたら、主人公バニーに感情移入しまくりで、ラストはおいおい泣きました。

わかってます、これは犯罪なんですよ。
でも彼女のしたことは、昔も今も、全て子どもたちを守ろうとして犯してしまったこと。
許されないのはわかってます。
でも彼女のことは、どうしても嫌いにはなれなかったんです。

むしろ嫌いなのはトーニャのオカンだ!
(※トーニャのオカンがどんなオカンなのか気になる方は、ぜひ本作を観て下さい)

「どうか最悪のラストだけは迎えないで下さい…」と、神に祈るようにして観た映画は初めてかもしれません。

何名かのフィル友さんたちのおかげで、この作品を知りました。
ありがとうございました。
さりさり

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