犯罪者更生プログラムの一環として山でキャンプをすることになった若者たち。
元々乗り気ではない上に、鬼教官のしごきもマジきつい。
当然脱走しようとするが、若者の一人がなんか祀られていた大きな牛の角を荒らしてパクってしまいます。
この角は山に棲む巨人の親友の牛の形見だったらしく、巨人激おこ。
巨大な斧を持つ謎の巨人が現代に蘇り暴れ狂うモンスターパニックアクション。
巨大な斧を持つ謎の巨人が、人々を襲う―!!!
本作は、アメリカやカナダの民話のポール・バニヤンを題材にしたスプラッタな作品です。
期待値は高くなかったが、飽きる事無く最後まで見れた。
B級映画の王道だと思う。
配給はアルバトロスということで、B級映画が好きな人にはすぐ伝わると思います。
今回のメインキャラのポール・バニヤンは、アメリカで伝承されている伝説の木こりの巨人で、生まれた時から8メートルの身長があり(今作では大きい赤ん坊と言う設定)、五大湖やミシシッピー川を作ったと言われているみたいです。
てかこの映画では人間をぶち殺しまくりなんですが、こんな凶暴キャラにしてしまっていいんだろうか。
木こりの巨人と言う事で、ポール・バニヤンが持っているのは、タイトルにもなっている斧です。
斧を装備できるのは戦士かドワーフくらいなので、ここでの木こりの登場は斧好きには堪らないのでは?…と、ちょっと意味不明な事を考えてしまいました。
結局、ポール・バニヤンは何メートルと言う設定だったんだろう?
山道での巨人とのカーチェイスはけっこう燃える。
と思ったら、なぜか行き止まりで逃げ場のない橋の上に逃げ込んだりと結局ポンコツだったりする。
この行動はほんと意味不明。
唐突に悲しい雰囲気をぶっこんできますが同情する余地もないので、観客はぶっ放しまくりの一団と同じテンションになるでしょう。
エンドロールでの、マーベル映画まんまパクリの言い回しもたまりません。
ぜひそこまで楽しんでください。