はじめて映画館で観ることができた。
作品自体は以前から観ていたが、最近の再上映はなかなかタイミングが合わずに観に行けていなかった。
本当は109シネマズプレミアム新宿のときに観にいきたかったけど、タイミングもなかなか合わず、お値段の高さもあって逃してしまっていた。
しかしようやく観に行くことができた。
やはり素晴らしい。
凄いところはたくさんあるけど、やはりこの映画は、セットや衣装などの美術的なところが凄い。
大した知識がある訳でもないので、なかなかデザインで刺さったりすることは少ないけど、「この映画はあらゆるデザインが凄い」と言える作品の一つ。
言うまでもなく、物語の構成や役者の演技、そしてベルトリッチ監督の手腕により構成されたカットはどこを観ても圧巻で素晴らしい。
そしてなんと言っても音楽。
デヴィッド・バーンによる音楽から幕を開け、コン・スーによる一曲も作品を彩りつつ、やはり坂本龍一さんの楽曲が素晴らしすぎる。
最後に真っ暗になって、しばらく余韻で音楽だけを聴く時間。
これを映画館で体験するために行ったと言っても過言ではない。
とにかく、ようやく映画館で体験できてよかった。
