さりさり

her/世界でひとつの彼女のさりさりのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
3.6
愛には色んな形がある

私の愛の形はどうなんだろう
みんな笑うかもしれないし
誰も理解してくれないかもしれない

でも
声だけでも愛は語れるし
文字だけでも夢は膨らむ
心から愛せる恋人や
信頼出来る友人も出来る

私たちだけが知っている
二人の真実
その事さえ大切にしていれば
それでいいんだと思う

誰に笑われようと
誰にからかわれようと
二人の軌跡は
確かにそこにあったのだから


*****


近未来の、人間とAIとの声だけの恋愛。
触れ合うことも、見つめ合うことも出来ない。
ただ語り合うだけ。
でもそこには確かに「思いやり」とか「いたわり」の気持ちがあったと思う。

このFilmarksでもそう。
文字だけでしか繋がっていない人たち。
でもここにも「思いやり」や「いたわり」の優しさってあると思う。
忘れられない出会いがあり、心を許し合える友達も出来るはず。

笑われるかもしれないけど、私はそう思うな。
さりさり

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