地球の寿命は尽きかけていた。
居住可能な新たな惑星を探すという人類の限界を超えたミッションに選ばれたのは、まだ幼い子供を持つ元エンジニアの男。
彼を待っていたのは、未だかつて誰も見たことがない、衝撃の宇宙。
文句なしで素晴らしい映画でした。
宇宙、地球、家族愛、過去、未来、人類とたくさん詰め込まれていますがもう感動の嵐 。
SF映画の金字塔になると思います。
これまでのSFの傑作は無機質な試みのなかに様式美が表現されることが多かったが、インターステラは感情までもバランスしている。
既知に想像を求めるだけでなく、未知に足を踏み入れ物語を完成させている。
ストーリーや展開はSFらしく、時間軸のずれとかもあり、ちょっと難解かもしれないけど、違和感なくすんなりと入ってくる感じでした。
相対性理論やら5次元世界やらワームホール等・・・
一般人には理解しきれない単語がひょいひょい日常会話の如く飛び交うのでもうその辺は「そういうもんか」と割り切るしかない。
でも、家族の愛というのは過去、現在、未来を超越するのだなぁと胸が熱くなります。
ラストの展開に少し無理を感じたが、宇宙の壮大さと心理描写の観点から傑作だと思います。