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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌のmfgのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます



やっぱりコーエン兄弟作品なんか好き(雰囲気とか空気感とか キャラとか 言い回しとか etc…)/人生の低迷期…?不調期…?何やってもうまくいかない時期ってあるよね…(=自己変革すべき時…?/自己嫌悪とか自分自身に対する情けなさとかから、他人に当たり散らしちゃったり 悲観的になったり自己卑下的になったり 希望や夢を失って何もかも嫌になったり絶望感に苛まれたり 自分のことでいっぱいいっぱいで心が狭ーくなったり …etc…→そしてまた自己嫌悪…あるある…)/フォークソングいい…!(郷愁哀愁漂う歌詞やメロディだけでなく、歌手自身の人生とか 人間性とか etc… 表面的なものだけでなく何か深い部分の魂を揺さぶる何かが魅力…?)/そして猫が可愛い♡(導き手的役割も果たしてくれてる…?/名前不明→“ユリシーズ”/オス)/ラストの“あばよ”になんか爽快感…?(色々吹っ切れたのかな…?どん底を突き破った時に光が現れると言うが…?)





“ガスライト・カフェ 1961年”:
♪“首を吊るしてくれ”(…かつての相棒とよく歌ってた曲)/古くて新しけりゃフォークソング/客席でヤジを飛ばした件についての粛正

居候先①:6A(主人は社会学部教授):
猫可愛い♡/“ティムリン&デイヴィス 「翼があれば」”/“マイク・ティムリン”/ドアをすり抜けて猫脱走…あるある/老エレベーターボーイ(頑なな“私はエレベーターを”)/猫を抱えて街を彷徨い 電車に乗り…(車内でガン見してくるおじさん…笑/車窓を眺める猫可愛い…♡)

→居候先②:元カノ宅/留守の際は“非常口”(=窓)から侵入

“レガシー・レコード社”(老社長と老秘書の2人きりの事務所):
…現状:ソロ活動を始めて間もなく、売れるには(ソロ活動開始自体を知られるだけでも)時間がかかる(かつての相棒とのデュオだって知られてなかった)/数字はよくない/前金はゼロ、“俺はこの寒さにコートもない”と印税の支払いを求めるも、社長のお下がりのコートを差し出され…/→“ゴマカシだよ とんでもないペテンだ”→“私の事務所から出てけ”→お下がりコートを貰って出て行こうとしたら40ドルGET!

→居候先②に戻るも…(メモ書きで知らされる“妊娠したわ”/NEW彼は高スペック(THEいい人って感じだし 人にも猫にも優しいし 色々と配慮できるし 米軍基地所属だし 歌上手いし 人格者だし 人のことを決して悪く言わないし ライブハウスのオーナーのお気に入りだし 売れそうだし 礼儀正しいし…etc…))

→NEW彼による皮肉な歌詞の曲(♪“今さら気づいても遅いんだね 2人の愛は砂上の楼閣”)、そして“すばらしい”との高評価/(⇔それに皮肉なコメント吐いちゃう小ささとか心の余裕のなさとか…)/友人に金の無心(堕胎費用のため(2回目))の相談…最低に情けない…/NEW彼によるステージへのお招きかとの勘違い…恥ずかしい…/→ステージでのNEW彼、友人、元カノの共演(妊娠中の元カノの♪“もう故郷には帰れない こんな有様では”と責めるような視線が痛い…)/オーナーの“(元カノと)ヤリたい”発言/

→NEW彼と迎える朝:
窓辺の猫可愛い♡/ロッキングチェアでご飯食べてるNEW彼も可愛い笑/嫌味炸裂(“君はロボットみたいに電動か?”とか“(任務に向かうNEW彼に)殺人マシンの訓練を?”とか…)⇔嫌味をさらりとかわすNEW彼の人格者っぷり…(規律は自身の栄養で兵器は仕事の一部だが 戦争は“ごっこ”にも反対というしっかりとした自分の信条を持つ)/猫(名前不明)脱走再び…(任務へ向かうNEW彼の背を見つめる 猫に逃げられた住所不定残念男…この対比はキッツい…)

→元カノの怒り炸裂!:
超絶狭い通路/コートは拝借/妊娠について…(残念男にヤラれたせいで父親は不明→理想の赤ん坊も堕すしかない)/すごい毒舌(“あんたが触ったものは全部クソ!”/“ミダス王のバカ弟よ”/“もし今度女への好意からヤル時はコンドームを2枚重ねにして絶縁テープで巻くこと“”いっそ巨大なコンドームに体ごと入れとけ クソ男!”/“生き物と接触するな クソ男!”/)…ボロクソ…笑/前科の元々カノの堕胎の際の医者の紹介、費用の補償、妊娠と堕胎については内緒の約束/火に油を注ぐ発言①(““双方の責任”って言葉知ってる?”とか“もう少し怒りが収まってから話そうと思うけどそれって…”“いつ?”)…正しい主張や提案であっても言ってはならないタイミングとかあるじゃん…/かつての相棒を恋しく想う元カノ/火に油を注ぐ発言②(謎に猫への責任感は強く、猫の飼い主のためとのことで 逃げた猫が帰ってきた時のために非常口を開けておいてほしいと頼む(※ 冬)→“猫には申し訳ないわけ?”…猫好きとしてもこの発言は…一つの命を奪う選択である堕胎を前にした女性(しかも自身の不貞がその一端を担っているのに…)に対してこれは酷すぎ…)

実家にて姉と…:
姉には見栄張っちゃう(“(コートがなくても)寒くない”/“(“音楽の方は?と問われて”)順調だ とてもね”/(→“じゃ 借金は無用ね”との姉の発言にはしどろもどろ…)/リハーサルとか サイン会とか レセプションがあるとか…/“エンタメ業界の演者は練習風景は外に見せない 神秘性を失う”と一端の業界人気取り)/実家は売り出し中(代行業者に預けてる/1万1500ドル(※全部父の介護費用))/姉の前では汚い言葉はNG/船員証の有無を確認され…(音楽がダメなら辞めてまた商船に乗ることを勧めようとする姉に怒りを表し、“ただ生存するために?”→“皆そうよ ショー・ビジネス以外では ただ生存してる”と厳しい現実を示す姉→“親父も”との失言…)/父の見舞いを勧める姉だが…/荷物をまとめておいてくれた姉に“歩道に出していいよ”/8歳かそこらの頃父に歌った“ニシンの大群”

思わぬチャンス…?!かと思いきや…:
脱走した猫についての必死な言い訳(猫はオスであることが判明)/“コロムビア社”での録音(一人急病にて代役としてのチャンスが巡ってくるが…)/♪“プリーズ・ミスター・ケネディ”(プ・プ・プ/宇宙に行きたくない歌/コメディ色強め笑)/契約書()





→再び事務所へ…:
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