パピヨン

あなたを抱きしめる日までのパピヨンのレビュー・感想・評価

あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)
3.9
スティーヴン·フリアーズ監督は、「マイ·ビューティフル·ランドレット」「危険な関係」「靴をなくした天使」「ハイ·フィデリティ」「クィーン」が印象深く好きな監督の一人です。
ジュディ·デンチは、“007シリーズ”のMや、「Queen Victoria 至上の恋」「恋におちたシェイクスピア」「ヘンダーソン夫人の贈り物」「あるスキャンダルの覚書き」等々好きな作品が沢山ありまして好きな女優さんです。
リー(ジュディ·デンチ)は若い頃に結婚せずに妊娠しました。厳しいカトリックにより修道院に収容されてしまいます。リーの産まれた息子とは定期的に逢わせてもらっていたのですが、ある日養子に出されてしまいます。そして、50年の歳月が流れ、リーは大人になっている娘にその事を告白します。娘の計らいで、ジャーナリストとリーは息子探しの旅に出たのですが····。修道院の暗部が解き明かされ、リーとその息子の長い長い時の流れの末の再会?までを私たちが共に旅をする時間です。
一人の女性の特異な過去を知ると云う意味で、ジュディ·デンチの「ジョーンの秘密」をダブらせました。両作品共意外な展開に引き込まれる面白い作品ですね。
パピヨン

パピヨン