諸星だりあ

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャーの諸星だりあのレビュー・感想・評価

3.7
アベンジャーズ後のキャップ二作目。
敵組織がやはりヒドラだが、シールド
との関わりが世界観全体でも大きな
意味を持っている。

とにかく、70年の時を経てスティーブの
「正義」が揺らぐ裏切りに継ぐ裏切りの
物語。何かが起こりそうな場面では必ず
何かが起こる。
エレベーターでのバトルなど、まさに。
元軍人だったとはいえ、ウィルソンが
擬似アイアンマンのような活躍を見せる
のには笑ってしまった、完全にダーク
ホースのニューヒーローである。

世界的に問題になる軍事力、抑止力の
是非を問うテーマなので記憶をなくした
旧友との戦いは余分なドラマにも感じた
が、ラストに見せるキャップの「甘さ」は
優しさが心地良く響いた。

ニック、大物感はあるが脇の甘さが
気になる。若干、竹中直人に近い部分も
あるのかも?(笑)
諸星だりあ

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