鍋山和弥

ONE PIECE ワンピース エピソード オブ メリー もうひとりの仲間の物語の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

愛着のある船、『メリー号』との、別れと、『ロビン』奪還が、描かれた作品。もう、次の島に、たどり着く前に、沈むと言われた船を、捨てるという、苦渋の決断。船長『ルフィ』の苦しい決断と、『ウソップ』の、『メリー』と別れたくない思いの、ぶつかり合い。もう1人の仲間、『メリー号』の、『麦わら一味』の、無邪気さと、優しさが、『メリー』に、魂を与えたという、そんなドラマ。やはり、劇場版ワンピースは、感動しますね。この作品内の、『ロビン』の立場は、『アーロン』に、捕らわれていた、『ナミ』と、同じ立場。『ロビン』と、『ナミ』は、正反対そうですが、やはり、似てるのかも、しれませんね。この境遇だと、やはり、『ルフィ』の、人柄に、救われるのでしょう。辛い経験を、してきた人は、命懸けで、救ってくれた人に、救われる。やはり、これぞ、『麦わら一味』の、団結力、結束力に、繋がってると思います。そんな『麦わら一味』だからこそ、『メリー号』は、運んで、幸せだったと、感じるのでは、ないでしょうか?世界政府は、政府ですが、所詮組織。本当の、仲間同士の絆は、得られない。いや、海軍兵士なら、あるかもしれませんが、組織だからではないと、思います。心を、許せる仲間は、体を張って、得るものだと思います。それがあるから、仲間は、『ルフィ』に、付いていくのです。この感動があるから、『ワンピース』は、面白い。
鍋山和弥

鍋山和弥