可もなく不可もなく、こんなものかな？とも思うけど、私が見たかった実写版『進撃の巨人』はコレジャナイ感があるので、やっぱり不可だったのかも。
というのも、巨人や立体機動や後半のアレとか、アクションや特撮は邦画でもこれだけ撮れるのはすごいし、充分見ごたえがありました。
けれども、ドラマのパートがビックリするくらい面白くなかった。
少年漫画が原作だから、実写になるなら年齢は上がるだろうし、それなら尺の関係もあるから、ギャグパートは減らして、もっとシリアスでリアリティーを持たせる方がいいように思うのだけど、アニメっぽい演出なのに、半端な恋愛までいれて描くのはいかがなものか。
もう世界には後がない設定なのに、兵団の士気も熟練度も低くて緊迫感を感じない。
おそらく、後編で持ってくるだろう展開の伏線もあまり感じられず、もうちょいなんとかならなかったなぁ。
ともかく、後編も観に行くとは思いますが、あまりハードルをあげずに行こうと思います。
2015/08/22:TOHOシネマズ新居浜(2D)
