鍋レモン

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃の鍋レモンのレビュー・感想・評価

3.3
⚪概要とあらすじ
フランク・ミラーのグラフィックノベルを実写化したヒットアクション『300 <スリーハンドレッド>』の続編。

100万もの兵を率いてギリシャ侵攻を図るペルシャ帝国を相手に、300人の精鋭と共に戦いを繰り広げた果てに命を落としたスパルタのレオニダス王。彼の遺志を継ぐようにしてアテナイのテミストクレス将軍(サリヴァン・ステイプルトン)は、パン屋、陶工、詩人といった一般市民から成るギリシャ連合軍を率いてペルシャ帝国に立ち向かっていく。ペルシャ帝国の海軍指揮官アルテミシア(エヴァ・グリーン)らと拮抗する中、ついに大海原を舞台にした最終決戦を迎えることに...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“最後の戦いは、大海原へ-。”
“あの300人のDNAを受け継ぐ男たち。”

「初日に殺されるなよ」

⚪感想
前作の前後編の物語。
クセルクセスの本当の誕生や物語は灼熱の門で全滅したレオニダス達と同じ時間の別の戦い、エーゲ海での海戦があったこと。
スパルタの物語ではなくアテナイの物語なのでレオニダスは出演しないのが少し残念。

監督が変わったことで映像の色合いとか戦いの演出が変わってしまったことも残念。
ミミズみたいな血と凝った演出のない展開。

夢かもしれないけど、古代魚みたいな美しい魚が良かった。

ゴルゴ王妃の心の強さを感じるセリフと振る舞いが好き。
対するアルテミシア。魔女のような闇の雰囲気と溢れる魅力。
かっこよくて強い女性が搭乗する作品大好き。

アルテミシアの過去をもっと深堀した方が感情が揺さぶられると思うんだけど。

アルテミシアを演じるエヴァ・グリーンの美しさがこの映画の魅力。冷たい色合いの映像に似合いすぎる。

前アテナイのテミストクレス将軍と彼が率いる兵士たちの激闘。
アクションが1作目より独自要素が減ったためつまらない。剣で切ってるだけ。

主人公のテミストクレスはなんか花がなくモブのよう。もっと若々しくかっこいい人か、力強く威厳のあるキャストはいなかったのだろうか。

色々残念だけど、ザック・スナイダーが『マン・オブ・スティール』を撮るためこの作品を監督しなかったみたいなのでまだ救いがあるかな。

戦争とか戦う系のアクション映画、親子のどっちか死にがち。



⚪以下ネタバレ



アルテミシアの誘惑に普通に負けるテミストクレスのポンコツさ。
余計テミストクレスの小物感が。
吹き替えが朴璐美さんと山路和弘さんだったので結婚されたお2人じゃんってなった。

ゴルゴ王妃後半物理的にめちゃくちゃ強い女性になってたけどいつ鍛えた!?元から!?

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
鍋レモン

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