はま

マイヤーリングのはまのレビュー・感想・評価

マイヤーリング(1957年製作の映画)
3.1
先週に引き続き、土曜洋画劇場さんで放送のオードリー・ヘップバーン主演作。

これビックリしたんですけど、で放送当時は生放送だったらしいですね!?
ちょっと、よく分からないんですけど(観ててもそんな風に感じなかった)、今回放送したのもかなり貴重なフィルムだったそうで…

当時の放送をテレビ側から録ったやつ、って今でいうと普通に家庭用のビデオとかDVDで録画したものって感じなのかな…?
(今でもたまにありますよね、「日曜洋画劇場吹き替え版の音源を持ってる方」とかってtwitterでたまに見ます。)

画質はそんな感じでかなり不安定な白黒映像。
コマーシャルか何かの名残なのか、それとも編集点のためなのか、「第一幕」などの表示とナレーションが合間に入る構成。
でもそれ以外はこれといって他のオードリー作品とは変わらず… 悲しい作品でした。

「マイヤーリング事件」って知らなかったんですよー!
作品の冒頭で「オーストリア皇太子の暗殺が〜」みたいなナレーションがあって、サラエボ事件!っていうのは分かったんですけど、まさかその事件の起こる前にこんな事があったとは…と勉強になりました。

といってもこの映画自体はその事件自体は一切描いてなくて、その事件の起こる前兆… 皇太子と、彼と心中した(とされている)女性とのお話。
私自身、事件のことは映画を観終わった後に知ったので、これを観ている最中はホントに普通の恋愛映画だと思ってて…

「ちょっと悲しい雰囲気もある感じで終わったなぁ…?」ぐらいの感じで観終わったので、事件のことを知っている状態で観ても良かったかと思っています。


オードリー演じる令嬢マリーは16歳の少女で、彼女自身もとても幼く見えて…
と思ったらこれ計算したら彼女28歳ってなるんですけど。28歳なんですか。えぇ。

なんか わっかんないですね 人って
はま

はま