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レッド・ファミリーのAのレビュー・感想・評価

レッド・ファミリー(2013年製作の映画)
3.7
北朝鮮の偽装家族スパイ。
潜入した先は、何かと揉め事が多い家族の隣の家。初めは距離をとっていた偽装家族スパイ達だったが交流していくうちに心を許していき、偽装家族達の間にも絆とゆう文字が浮かび上がってくるが…

勝手にコメディ寄りの映画かと思っていたら、かなりのシリアスさがあり重たい作品だった。

本物の家族とは何か、絆とは何かを深く考えさせられ自らの家族の関係性を振り返ってしまうほどこの作品には「家族」とゆうしっかりとしたテーマが強く描かれており、観る人一人一人に突き付けられるメッセージがある作品だと感じた。

「世界で一番切ない芝居」。。
ラストの船のシーン。
まさに世界で一番切ない芝居だった。
何気ない日常も許されない世界。
それでも憧れた日常を真似する芝居は、何とも切なく、悲しく、羨望に似た感情を観客も抱かされる。
こんな世界はあってはならないとつくづく思わされた。

家族とゆうテーマと向き合いたい方にはオススメの作品です😎
A

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