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インセプションのRのネタバレレビュー・内容・結末

インセプション(2010年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーが本当に面白い。何度観ても楽しめ、その度発見がある。構想期間が長いだけあり、細かい部分がとてもよく作り込まれていて見応えがあった。
楽しい夢であれば、誰もがその中に生き続けたいと願う思う。実際、目が覚めてあの夢の続き見たいなぁなんて思うことがある。でも夢の中の人生を追い続けると何が現実かわからなくなり心が蝕まれる。リアルすぎる夢を見て起きると、あれ、今の夢か…なんて心臓ばくばくしながら起きることもしばしば。愛する人と一生いられるなんてなれば、なおさらずっとそこにいたいだろうな。現実に生きる、現実を受け止める、当たり前のことなのに、逃げたくなることもあるし。
終盤のモルを手離そうとするシーン、プロポーズ覚えてる?のモルの涙が美しすぎた。映像もすごく綺麗で、アクションの迫力には瞬きするの忘れるくらい見入りました。この映画、本当にすきです。ラストは、え!どっち?!って想像を膨らませてくれる終わり方でした。でも倒れる前に子供たちを抱き締めたということは、それが現実かが問題というよりも、目の前のことを受け止め消化するということが大切なのかな?とも思った。
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